編集人が語る「東京ふうが」33号
「東京ふうが」編集人より
俳句作品も、俳画や写俳などの作品も形態の違いがあるけれど、その真の価値は作品に真心が籠められているか否かにかかっていると思う。
「東京ふうが」は表紙絵の俳画以外は全て俳句作品であるから俳句に真心が籠められているかどうかが問われている。
俳句を鑑賞して一句の中に真心が籠められているかどうかは自句自註や俳句添削欄を見ていただければ自ずと理解していただけると思っている。
こうした細かな積み重ねが大切なことであると気を引き締めて編集に当っている。
蟇目良雨
目 次
- 1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(12) 高木良多良多俳句の鑑賞(12) 蟇目良雨
- 2 作品七句と自句自解「春季詠」 ►ちょっと立読み
- 5 墨痕三滴(俳句選評) 添削:高木良多
(お茶の水句会報335~336号より選んだもの) ►ちょっと立読み
- 6 澤木欣一の句集 高木良多
『綾子の手』の二次元世界『俳話草紙』その3 ►ちょっと立読み
- 12 【寄り道 高野素十論】< 4 > 蟇目良雨 ►ちょっと立読み
- 15 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <25> 鈴木大林子
「客観時間と主観時間」 ►ちょっと立読み
- 16 曾良を尋ねて < 16> 乾 佐知子
- 19 「旅と俳句」2012 インド漫遊の旅< 3 > 石川英子
- 24 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」 高木良多 ►ちょっと立読み
- 25 後書 高木良多
- 26 句会案内
- 表3 東京ふうが歳時記 < 12 >【 春季 】 編集部選