植物– tax –
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山葵の花 (わさびのはな)
巡礼の胸に差したる花山葵 鎌須賀礼子 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
梔子 (くちなし)
錆びてなほ梔子の香の生なまし 松谷富彦 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
梔子の花 (くちなしのはな)
くちなしの匂ふ垣根に軍手干す 乾佐知子 (東京ふうが通巻38号歳時記17より)【夏】 -
枯芭蕉 (かればしょう)
枯芭蕉室の八嶋の力石 堀越純 (東京ふうが通巻40号歳時記19より)【冬・新年】 -
紫陽花 (あじさい)
菊坂の路地それぞれの七変化 阿部旬 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
連翹 (れんぎょう)
大手門入れば連翹大揺れに 井水貞子 (東京ふうが通巻41号歳時記20より)【春】 -
柿若葉 (かきわかば)
木洩れ日のこけし工房柿若葉 太田幸子 (東京ふうが通巻42号歳時記21より)【夏】 -
紫陽花 (あじさい)
紫陽花の雨の香淡き写経の日 古郡瑛子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
竜の玉 (りゅうのたま)
真言の一語のごとく竜の玉 蟇目良雨 (東京ふうが通巻44号歳時記23より)【新年・冬】 -
げんげ田 (げんげだ)
一面のげんげ田蜂を呼びに呼ぶ 井水貞子 (東京ふうが通巻45号歳時記24より)【春】 -
蓬 (よもぎ)
搗く湯気に色濃くなりぬ蓬餅 堀越純 (東京ふうが通巻45号歳時記24より)【春】 -
柳絮 (りゅうじょ)
さざ波の近江の空を柳絮とぶ 花里洋子 (東京ふうが通巻45号歳時記24より)【春】 -
柿若葉 (かきわかば)
繭倉の高窓小さし柿若葉 井水貞子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
朝顔 (あさがお)
朝顔を路地に咲かせて能登の海女 鈴木大林子 (東京ふうが通巻31号歳時記10より)【秋】 -
草の花 (くさのはな)
草の花湯屋の名残の鬼瓦 高草久枝 (東京ふうが通巻67号歳時記46より)【秋】 -
草の花 (くさのはな)
牛の子の耳に黄札や草の花 堀越純 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
月下美人 (げっかびじん)
喘ぎ咲く月下美人の只ならず 乾佐知子 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
栗の花 (くりのはな)
湯加減を聞く母の声栗の花 乾佐知子 (東京ふうが通巻66号歳時記45より)【夏】 -
栗 (くり)
丹波栗ほつこり炊けて綾子の忌 石川英子 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
黒葡萄 (くろぶどう)
反論の糸口探る黒葡萄 蟇目良雨 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
枯野原 (かれのはら)
群なして雀なだるる枯野原 高木良多 (東京ふうが通巻48号歳時記27より)【冬・新年】 -
枯木星 (かれきぼし)
線下地も住めば都や枯木星 鈴木大林子 (東京ふうが通巻56号歳時記35より)【冬・新年】 -
梅 (うめ)
軒の梅ふくらみきしと妻の声 高木良多 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
堅香子の花 (かたかごのはな)
かたかごは風の子韋駄天走りして 蟇目良雨 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
茎立ち (くきたち)
摘み残す菜の一株の茎立てる 花里洋子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】
