親子して探し物あり柿若葉 2011 9/01 高木良多講評 東京ふうが 平成23年 夏季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報313号~315号より選 親子して探し物あり柿若葉 井上芳子 親が何かを探している。子の私もまた別の物を探している。そのような上五、中七の別々のことを結びつけているのは下五の柿若葉の季語となっている。心の中が描き出されている珍らしい一句。 目次へ 各種お問い合わせ・お申し込みは [問い合わせフォーム] をご利用ください 俳句鑑賞「墨痕三滴」 井上芳子 俳句