俳句鑑賞「墨痕三滴」 奈良町に迷ふも愉し鳥総松 2018年5月31日 gardener 蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年冬季・新年号「墨痕三滴」より お茶の水句会報393回〜395回より選 奈良町に迷ふも愉し鳥総松 深川知子 古い奈良の町の風情を今に残しているのが元興寺の周辺。町家のそれぞれに個性がある。作者は奈良の人だが奈良町に来て迷いながら町歩きを続ける。ここには地べたが残っているのだ。 目次へ