動物– tax –
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郭公 (かっこう)
郭公の鳴くたび山の風動く 河村綾子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
亀の子 (かめのこ)
亀の子の並ぶや序列あるごとし 鈴木大林子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
空蟬 (うつせみ)
空蟬の軽さを妻に手渡しぬ 森下文雄 (東京ふうが通巻22号歳時記1より)【夏】 -
揚雲雀 (あげひばり)
空に溶け声のみ流る揚雲雀 野田晶子 (東京ふうが通巻33号歳時記12より)【春】 -
秋の蝶 (あきのちょう)
湧水のかすかなひびき秋の蝶 石森曻 (東京ふうが通巻35号歳時記14より)【秋】 -
秋の蝶 (あきのちょう)
羽ばたけど地を這ふごとく秋の蝶 堀越純 (東京ふうが通巻31号歳時記10より)【秋】 -
秋の蝶 (あきのちょう)
吹かれ来て畳を歩む秋の蝶 鈴木大林子 (東京ふうが通巻43号歳時記22より)【秋】 -
揚雲雀 (あげひばり)
陶枕の出でし古墳や揚雲雀 井上芳子 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
落鮎 (あちあゆ)
落鮎の尾鰭ふるはせ運ばるる 鎌須賀礼子 (東京ふうが通巻39号歳時記18より)【秋】 -
青葉木菟 (あをばづく)
鳴き声の闇深くする青葉の木菟 松谷富彦 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
公魚 (わかさぎ)
公魚を肴に甲斐の国なまり 高草久枝 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】
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