春– tax –
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げんげ田 (げんげだ)
一面のげんげ田蜂を呼びに呼ぶ 井水貞子 (東京ふうが通巻45号歳時記24より)【春】 -
古茶 (こちゃ)
あたたかや千代紙貼りし古茶缶 古郡瑛子 (東京ふうが通巻45号歳時記24より)【春】 -
蓬 (よもぎ)
搗く湯気に色濃くなりぬ蓬餅 堀越純 (東京ふうが通巻45号歳時記24より)【春】 -
柳絮 (りゅうじょ)
さざ波の近江の空を柳絮とぶ 花里洋子 (東京ふうが通巻45号歳時記24より)【春】 -
蝌蚪 (かと)
隠沼の日向にゆるぶ蝌蚪の紐 小田絵津子 (東京ふうが通巻57号歳時記36より)【春】 -
蝌蚪 (かと)
蝌蚪の尾の消ゆるころなりミシン踏む 乾佐知子 (東京ふうが通巻57号歳時記36より)【春】 -
郭公 (かっこう)
連休の街なか静か遠郭公 春木征子 (東京ふうが通巻53号歳時記32より)【春】 -
梅 (うめ)
軒の梅ふくらみきしと妻の声 高木良多 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
陽炎 (かげろう)
水張つて水郷なべて陽炎へる 石川英子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
陽炎 (かげろう)
托鉢の僧がかげろふ機の町 深川知子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
堅香子の花 (かたかごのはな)
かたかごは風の子韋駄天走りして 蟇目良雨 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
紙風船 (かみふうせん)
児の息を包みてはねる紙風船 乾佐知子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
茎立ち (くきたち)
摘み残す菜の一株の茎立てる 花里洋子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
草餅 (くさもち)
江戸絵図の渡し賑やか草の餅 花里洋子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
こでまり (こでまり)
こでまりに風弾みくる天主堂 乾佐知子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
雪間 (ゆきま)
郵袋を橇よりおろす雪間かな 蟇目良雨 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
雪間 (ゆきま)
出羽の子の赤きほつぺや雪のひま 石川英子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
雪催 (ゆきもよい/ゆきもよひ)
等伯の墨の濃淡雪催 野村雅子 (東京ふうが通巻60号歳時記39より)【冬・新年】 -
立春 (りっしゅん)
鳴り竜のこゑいきいきと春立てり 古郡瑛子 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】 -
一葉忌 (いちようき)
坂道のカフヱーでお茶を一葉忌 長南憲章 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
あしびの花 (あしびのはな)
旧道に工事の車馬酔木咲く 大芦幸代 (東京ふうが通巻41号歳時記20より)【春】 -
揚雲雀 (あげひばり)
空に溶け声のみ流る揚雲雀 野田晶子 (東京ふうが通巻33号歳時記12より)【春】 -
揚雲雀 (あげひばり)
陶枕の出でし古墳や揚雲雀 井上芳子 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
蘆の角 (あしのつの)
寸にして波と抗ふ蘆の角 小田絵津子 (東京ふうが通巻65号歳時記44より)【春】 -
公魚 (わかさぎ)
公魚を肴に甲斐の国なまり 高草久枝 (東京ふうが通巻49号歳時記28より)【春】
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