夏– tax –
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風薫る (かぜかおる)
風薫る音大生の打つ鼓 島村若子 (東京ふうが通巻66号歳時記45より)【夏】 -
黴 (かび)
学帽に残る昭和や黴ほのか 深川知子 (東京ふうが通巻54号歳時記33より)【夏】 -
打水 (うちみず)
夕風や水打つ茶屋の紺暖簾 太田幸子 (東京ふうが通巻34号歳時記13より)【夏】 -
ががんぼ (ががんぼ)
ががんぼや裸電球煤煤けをり 乾佐知子 (東京ふうが通巻34号歳時記13より)【夏】 -
雷 (かみなり)
遠雷や声の大きな甲斐の人 澤田浩美 (東京ふうが通巻34号歳時記13より)【夏】 -
草抜く (くさぬく)
ひたすらに草抜く迷ひ消えてゆく 春木征子 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
緑蔭 (りょくいん)
緑蔭に井伊直弼の石碑かな 元石一雄 (東京ふうが通巻34号歳時記13より)【夏】 -
片蔭 (かたかげ)
片蔭や婆がほまちのわらぢ売り 井水貞子 (東京ふうが通巻38号歳時記17より)【夏】 -
雷 (かみなり)
風立ちて不意を突きくる日雷 元石一雄 (東京ふうが通巻38号歳時記17より)【夏】 -
梔子 (くちなし)
錆びてなほ梔子の香の生なまし 松谷富彦 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
梔子の花 (くちなしのはな)
くちなしの匂ふ垣根に軍手干す 乾佐知子 (東京ふうが通巻38号歳時記17より)【夏】 -
紫陽花 (あじさい)
菊坂の路地それぞれの七変化 阿部旬 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
柿若葉 (かきわかば)
木洩れ日のこけし工房柿若葉 太田幸子 (東京ふうが通巻42号歳時記21より)【夏】 -
浴衣 (ゆかた)
一列に自転車で行く浴衣の子 鎌須賀礼子 (東京ふうが通巻42号歳時記21より)【夏】 -
紫陽花 (あじさい)
紫陽花の雨の香淡き写経の日 古郡瑛子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
髪洗ふ (かみあらふ)
髪洗ふリボンの好きな母なりし 井上芳子 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
髪洗ふ (かみあらふ)
亡き父に会ふてふ母の髪洗ふ 蟇目良雨 (東京ふうが通巻42号歳時記21より)【夏】 -
炎昼 (えんちゅう/えんちう)
炎昼や児のいたづらを叱る声 花里洋子 (東京ふうが通巻54号歳時記33より)【夏】 -
炎暑 (えんしょ)
禪寺の森閑として炎暑かな 乾佐知子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
柿若葉 (かきわかば)
繭倉の高窓小さし柿若葉 井水貞子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
蚊喰鳥 (かくいどり)
本郷に書肆の古りゆく蚊喰鳥 蟇目良雨 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
籠枕 (かごまくら)
潮騒に目覚める宿や籠枕 長沼史子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
郭公 (かっこう)
郭公の鳴くたび山の風動く 河村綾子 (東京ふうが通巻54号歳時記33より)【夏】 -
郭公 (かっこう)
郭公の鳴くたび山の風動く 河村綾子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
亀の子 (かめのこ)
亀の子の並ぶや序列あるごとし 鈴木大林子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】
