夏– tax –
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月下美人 (げっかびじん)
喘ぎ咲く月下美人の只ならず 乾佐知子 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
栗の花 (くりのはな)
湯加減を聞く母の声栗の花 乾佐知子 (東京ふうが通巻66号歳時記45より)【夏】 -
空蟬 (うつせみ)
空蟬の軽さを妻に手渡しぬ 森下文雄 (東京ふうが通巻22号歳時記1より)【夏】 -
炎天 (えんてん)
炎天下鎖場つなぐ一の倉 石川英子 (東京ふうが通巻42号歳時記21より)【夏】 -
炎天 (えんてん)
法螺貝を吹き炎天の磴のぼる 大芦幸代 (東京ふうが通巻30号歳時記9より)【夏】 -
炎天 (えんてん)
炎天の橋の向ふに廓跡 高村久子 (東京ふうが通巻22号歳時記1より)【夏】 -
炎天 (えんてん)
金色の釈迦像おはす炎天下 石森曻 (東京ふうが通巻22号歳時記1より)【夏】 -
暑さ (あつさ)
一菅の調べに暑さ忘れをり 高草久枝 (東京ふうが通巻62号歳時記41より)【夏】 -
汗 (あせ)
恙なき証の汗と思ひけり 小田絵津子 (東京ふうが通巻66号歳時記45より)【夏】 -
夜の秋 (よるのあき)
潮騒の近く遠くに夜の秋 堀越純 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
夜の秋 (よるのあき)
マラルメの詩集繙く夜の秋 松谷富彦 (東京ふうが通巻42号歳時記21より)【夏】 -
麻暖簾 (あさのれん)
仕舞屋の深き奥行麻暖簾 深川知子 (東京ふうが通巻38号歳時記17より)【夏】 -
青岬 (あおみさき)
補陀落へ水脈伸びてゐる青岬 蟇目良雨 (東京ふうが通巻58号歳時記37より)【夏】 -
青葉木菟 (あをばづく)
鳴き声の闇深くする青葉の木菟 松谷富彦 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
生身魂 (いきみたま)
軍歌より寮歌に親し生身魂 深川知子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】
