歳時記– archive –
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柳絮 (りゅうじょ)
さざ波の近江の空を柳絮とぶ 花里洋子 (東京ふうが通巻45号歳時記24より)【春】 -
炎昼 (えんちゅう/えんちう)
炎昼や児のいたづらを叱る声 花里洋子 (東京ふうが通巻54号歳時記33より)【夏】 -
炎暑 (えんしょ)
禪寺の森閑として炎暑かな 乾佐知子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
柿若葉 (かきわかば)
繭倉の高窓小さし柿若葉 井水貞子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
蚊喰鳥 (かくいどり)
本郷に書肆の古りゆく蚊喰鳥 蟇目良雨 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
籠枕 (かごまくら)
潮騒に目覚める宿や籠枕 長沼史子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
蝌蚪 (かと)
隠沼の日向にゆるぶ蝌蚪の紐 小田絵津子 (東京ふうが通巻57号歳時記36より)【春】 -
蝌蚪 (かと)
蝌蚪の尾の消ゆるころなりミシン踏む 乾佐知子 (東京ふうが通巻57号歳時記36より)【春】 -
郭公 (かっこう)
郭公の鳴くたび山の風動く 河村綾子 (東京ふうが通巻54号歳時記33より)【夏】 -
郭公 (かっこう)
連休の街なか静か遠郭公 春木征子 (東京ふうが通巻53号歳時記32より)【春】 -
郭公 (かっこう)
郭公の鳴くたび山の風動く 河村綾子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
亀の子 (かめのこ)
亀の子の並ぶや序列あるごとし 鈴木大林子 (東京ふうが通巻46号歳時記25より)【夏】 -
朝顔 (あさがお)
朝顔を路地に咲かせて能登の海女 鈴木大林子 (東京ふうが通巻31号歳時記10より)【秋】 -
運動会 (うんどうかい)
大うけの泥鰌掬ひや運動会 井上芳子 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
今日の月 (きょうのつき)
篠笛の余韻を胸に今日の月 高草久枝 (東京ふうが通巻51号歳時記30より)【秋】 -
今日の月 (きょうのつき)
琴の音に引かれるやうに今日の月 高草久枝 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
草の花 (くさのはな)
草の花湯屋の名残の鬼瓦 高草久枝 (東京ふうが通巻67号歳時記46より)【秋】 -
草の花 (くさのはな)
牛の子の耳に黄札や草の花 堀越純 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
月下美人 (げっかびじん)
喘ぎ咲く月下美人の只ならず 乾佐知子 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
栗の花 (くりのはな)
湯加減を聞く母の声栗の花 乾佐知子 (東京ふうが通巻66号歳時記45より)【夏】 -
栗 (くり)
丹波栗ほつこり炊けて綾子の忌 石川英子 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
黒葡萄 (くろぶどう)
反論の糸口探る黒葡萄 蟇目良雨 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
夜霧 (よぎり)
湾内にひびく船笛夜霧濃し 花里洋子 (東京ふうが通巻47号歳時記26より)【秋】 -
夜霧 (よぎり)
奥秩父夜霧にのりて遠太鼓 乾佐知子 (東京ふうが通巻51号歳時記30より)【秋】 -
買初 (かいぞめ)
買初の慣れぬ支払ひキャッシュレス 荒木静雄 (東京ふうが通巻64号歳時記43より)【冬・新年】
