歳時記– archive –
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寒の入り (かんのいり)
酌み交す羅漢の笑みや寒の入り 石森曻 (東京ふうが通巻36号歳時記15より)【冬・新年】 -
寒の鯉 (かんのこい)
底の藻を揺らし息づく寒の鯉 角田太一 (東京ふうが通巻36号歳時記15より)【冬・新年】 -
クリスマス (くりすます)
姫街道クリスマスの歌流れゐる 大芦幸代 (東京ふうが通巻36号歳時記15より)【冬・新年】 -
魞挿 (えりさす)
魞挿して景あらたまる竹生島 石川英子 (東京ふうが通巻52号歳時記31より)【冬・新年】 -
雪囲 (ゆきがこい)
伊吹山隠せし高さ雪囲 野田晶子 (東京ふうが通巻36号歳時記15より)【冬・新年】 -
穴まどひ (あなまどい)
例幣使街道よぎる穴まどひ 荻原芳堂 (東京ふうが通巻39号歳時記18より)【秋】 -
雪合羽 (ゆきがっぱ)
大師廟へ御供所の僧の雪合羽 石川英子 (東京ふうが通巻36号歳時記15より)【冬・新年】 -
梅見 (うめみ)
手作りの竹笛売るや梅まつり 萩田陽子 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
朧 (おぼろ)
舫舟たたく波音朧かな 花里洋子 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
小綬鶏 (こじゅけい)
小綬鶏の斜交ひにとぶ下毛野 高木良多 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
林檎の花 (りんごのはな)
一望に林檎の花と南部富士 鈴木大林子 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
山葵の花 (わさびのはな)
巡礼の胸に差したる花山葵 鎌須賀礼子 (東京ふうが通巻37号歳時記16より)【春】 -
片蔭 (かたかげ)
片蔭や婆がほまちのわらぢ売り 井水貞子 (東京ふうが通巻38号歳時記17より)【夏】 -
雷 (かみなり)
風立ちて不意を突きくる日雷 元石一雄 (東京ふうが通巻38号歳時記17より)【夏】 -
梔子 (くちなし)
錆びてなほ梔子の香の生なまし 松谷富彦 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
梔子の花 (くちなしのはな)
くちなしの匂ふ垣根に軍手干す 乾佐知子 (東京ふうが通巻38号歳時記17より)【夏】 -
雁 (かり)
初雁や池に迫り出す能舞台 深川知子 (東京ふうが通巻39号歳時記18より)【秋】 -
懐炉 (かいろ)
犬飼ふと言ひ出す妻や懐炉抱く 元石一雄 (東京ふうが通巻40号歳時記19より)【冬・新年】 -
風花 (かざはな)
風花や恵心僧都の駈けし道 石川英子 (東京ふうが通巻40号歳時記19より)【冬・新年】 -
枯芭蕉 (かればしょう)
枯芭蕉室の八嶋の力石 堀越純 (東京ふうが通巻40号歳時記19より)【冬・新年】 -
北塞ぎ (きたふさぎ)
北塞ぎロールキャベツにワイン足す 河村綾子 (東京ふうが通巻56号歳時記35より)【冬・新年】 -
衣被 (きぬかづき/きぬかずき)
ミシン踏む母の背笑ふ衣被 花里洋子 (東京ふうが通巻59号歳時記38より)【秋】 -
啄木鳥 (きつつき)
啄木鳥や紙に食ひ込む烏口 蟇目良雨 (東京ふうが通巻51号歳時記30より)【秋】 -
義士会 (ぎしかい)
義士会も驚く高輪ゲートウエイ 大多喜まさみ (東京ふうが通巻64号歳時記43より)【冬・新年】 -
義士の日 (ぎしのひ)
義士の日やお壕の水の満々と 井上芳子 (東京ふうが通巻40号歳時記19より)【冬・新年】
