歳時記– archive –
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かたかごの花 (かたかごのはな)
後方円墳かたかごの花並び咲く 積田太郎 (東京ふうが通巻29号歳時記8より)【春】 -
甲虫 (こうちゅう/かぶとむし)
D51を引つ張つてゐる甲虫 鈴木大林子 (東京ふうが通巻58号歳時記37より)【夏】 -
黄砂 (こうさ)
黄砂降る卑弥呼住まひし地と伝へ 深川知子 (東京ふうが通巻29号歳時記8より)【春】 -
辛夷 (こぶし)
馬上より辛夷を手折るカザフ人 蟇目良雨 (東京ふうが通巻29号歳時記8より)【春】 -
草萌ゆ (ゆさもゆ)
草萌ゆる馬柵に蹄鉄かけつらね 荻原芳堂 (東京ふうが通巻29号歳時記8より)【春】 -
卯波 (うなみ)
小刻みに走る宇波や壇ノ浦 深川知子 (東京ふうが通巻30号歳時記9より)【夏】 -
ががんぼ (ががんぼ)
脚一本捨ててががんぼ無頓着 松谷富彦 (東京ふうが通巻54号歳時記33より)【夏】 -
ががんぼ (ががんぼ)
ががんぼの水面を弾みつつ行けり 堀越純 (東京ふうが通巻30号歳時記9より)【夏】 -
氷水 (こおりみず)
大和三山めぐりて飲めり氷水 積田太郎 (東京ふうが通巻30号歳時記9より)【夏】 -
辣韮 (らっきょう)
辣韮剥く千個漬け終へ樽二つ 元石一雄 (東京ふうが通巻30号歳時記9より)【夏】 -
葛の花 (くずのはな)
尿前の関に風音葛の花 花里洋子 (東京ふうが通巻31号歳時記10より)【秋】 -
夜長 (よなが)
潮騒のふるさとに泊つ夜長かな 長南憲章 (東京ふうが通巻31号歳時記10より)【秋】 -
門松 (かどまつ)
門松の藁を啄む放ち鶏 荻原芳堂 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】 -
牡蠣 (かき)
牡蠣筏浮かべて瀬戸の海晴るる 石川英子 (東京ふうが通巻60号歳時記39より)【冬・新年】 -
牡蠣 (かき)
牡蠣鍋に少し酒足す漁師宿 元石一雄 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】 -
風死す (かぜしす)
風死して羽化のかなはぬもの数多 花里洋子 (東京ふうが通巻58号歳時記37より)【夏】 -
風薫る (かぜかおる)
風薫る音大生の打つ鼓 島村若子 (東京ふうが通巻66号歳時記45より)【夏】 -
黴 (かび)
学帽に残る昭和や黴ほのか 深川知子 (東京ふうが通巻54号歳時記33より)【夏】 -
風花 (かざはな)
風花や山に真向かひ画架立つる 河村綾子 (東京ふうが通巻64号歳時記43より)【冬・新年】 -
風花 (かざはな)
風花や真赤に焼けし硝子玉 太田幸子 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】 -
火事 (かじ)
火事場跡金庫残りてゐたりけり 堀越純 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】 -
寒鴉 (かんがらす)
寒鴉星の雫に濡れもして 堀越純 (東京ふうが通巻52号歳時記31より)【冬・新年】 -
寒稽古 (かんげいこ)
鶴の舞ふごとき乱取り寒稽古 松谷富彦 (東京ふうが通巻60号歳時記39より)【冬・新年】 -
寒梅 (かんばい)
寒梅や硯師二代続きしと 井上芳子 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】 -
熊手 (くまで)
声太が手締をしきる熊手市 花里洋子 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】
