東京ふうが 令和2年夏季号「墨痕三滴」より
お茶の水句会報4回〜421回より選
浴衣着てアラン・ドロンに会ひに行こ 乾佐知子
呉服屋の女将がこんな洒落た句を作るとは捨てたものではない。何時までも心は若くありたいもの。
ハローとなんて言つてみるサングラス 島村若子
サングラスをかけて人格が若返る。すっかりアメリカ人になり切ってサングラスを楽しむ。
夏の夜やコルトレーンとバーボンと 野村雅子
遊びに慣れないとこんな句は出来ない。金管楽器のジャズ曲に合う酒はバーボンしかない。
呉服屋の女将がこんな洒落た句を作るとは捨てたものではない。何時までも心は若くありたいもの。
サングラスをかけて人格が若返る。すっかりアメリカ人になり切ってサングラスを楽しむ。
遊びに慣れないとこんな句は出来ない。金管楽器のジャズ曲に合う酒はバーボンしかない。