令和5年冬季・新年号 佳句短評

東京ふうが 令和5年冬季・新年号「墨痕三滴」より
お茶の水句会報454回〜457回より選

交はりの二三捨つるも年用意  蟇目良雨

己を見詰め直すために必要なこと。断捨離の一部になるのか。

別珍の足袋つぐ夜半や一葉忌  乾佐知子

毛羽の立つ保温性の優れた足袋を一葉にも履かせたいと願う心がうれしい。

鮟鱇と同じ顔して下足番  高橋 栄

鮟鱇鍋屋の下足番はいつも下をむいているのかしら。失礼ながら観察眼は鋭い。