筒鳥や崖に張りつく御師の家 2010 9/06 高木良多講評 東京ふうが 平成22年夏季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報302号~303号より選 筒鳥や崖に張りつく御師の家 荻原 芳堂 御師の家とは山岳宗教の祈祷師の家のことであろう。険しい崖に張りついているような住居のあたりに筒鳥が啼いている。筒鳥はぽんぽん鳥ともいう。実景の活写。 目次へ 各種お問い合わせ・お申し込みは [問い合わせフォーム] をご利用ください 俳句研究室 俳句鑑賞「墨痕三滴」 俳句 荻原芳堂 高木良多