生活– tax –
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大晦日 (おおみそか)
放ち鶏ねぐらに入れて大晦日 花里洋子 (東京ふうが通巻52号歳時記31より)【冬・新年】 -
青簾 (あおすだれ)
青簾浮世の闇を透かしけり 乾佐知子 (東京ふうが通巻62号歳時記41より)【夏】 -
後の月 (あとのつき)
置き薬少なくなりぬ後の月 堀越純 (東京ふうが通巻67号歳時記46より)【秋】 -
新走り (あらばしり)
新走りことに神田の下り酒 本郷民男 (東京ふうが通巻63号歳時記42より)【秋】 -
案山子 (かかし)
案山子振る農学校の応援歌 鈴木大林子 (東京ふうが通巻59号歳時記38より)【秋】 -
蚊遣香 (かやりこう)
渦巻の半分で五句蚊遣香 石川英子 (東京ふうが通巻58号歳時記37より)【夏】 -
蚊遣香 (かやりこう)
子規庵の縁側に置く蚊遣香 野田晶子 (東京ふうが通巻22号歳時記1より)【夏】 -
浴衣 (ゆかた)
藍浴衣胸板厚き父なりき 蟇目良雨 (東京ふうが通巻22号歳時記1より)【夏】 -
ラムネ (らむね)
ラムネ飲む保線夫太き喉仏 鈴木大林子 (東京ふうが通巻22号歳時記1より)【夏】 -
講書始 (こうしょはじめ)
初講書漢籍高く置かれあり 積田太郎 (東京ふうが通巻24号歳時記3より)【冬・新年】 -
恵方鮨 (えほうずし)
渚ゆく恵方鮨の海女二人 鎌須賀礼子 (東京ふうが通巻24号歳時記3より)【冬・新年】 -
蛙の目借時 (かわずのめかりどき)
浮き沈む鯉を見てゐる目借時 高木良多 (東京ふうが通巻25号歳時記4より)【春】 -
稲刈 (いねかり)
仏塔の影稲刈に及びけり 荻原芳堂 (東京ふうが通巻27号歳時記6より)【秋】 -
荒神輿 (あらみこし)
仲見世といふ花道を荒神輿 小田絵津子 (東京ふうが通巻58号歳時記37より)【夏】 -
氷水 (こおりみず)
大和三山めぐりて飲めり氷水 積田太郎 (東京ふうが通巻30号歳時記9より)【夏】 -
辣韮 (らっきょう)
辣韮剥く千個漬け終へ樽二つ 元石一雄 (東京ふうが通巻30号歳時記9より)【夏】 -
門松 (かどまつ)
門松の藁を啄む放ち鶏 荻原芳堂 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】 -
黴 (かび)
学帽に残る昭和や黴ほのか 深川知子 (東京ふうが通巻54号歳時記33より)【夏】 -
火事 (かじ)
火事場跡金庫残りてゐたりけり 堀越純 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】 -
寒稽古 (かんげいこ)
鶴の舞ふごとき乱取り寒稽古 松谷富彦 (東京ふうが通巻60号歳時記39より)【冬・新年】 -
熊手 (くまで)
声太が手締をしきる熊手市 花里洋子 (東京ふうが通巻32号歳時記11より)【冬・新年】 -
新走り (あらばしり)
新走りおとうといよよ父に似て 深川知子 (東京ふうが通巻59号歳時記38より)【秋】 -
打水 (うちみず)
夕風や水打つ茶屋の紺暖簾 太田幸子 (東京ふうが通巻34号歳時記13より)【夏】 -
草抜く (くさぬく)
ひたすらに草抜く迷ひ消えてゆく 春木征子 (東京ふうが通巻50号歳時記29より)【夏】 -
菊人形 (きくにんぎょう)
着飾りてどこか恐ろし菊人形 島村若子 (東京ふうが通巻59号歳時記38より)【秋】
