東京ふうが49号(平成29年春季号)

「旅と俳句」第10回「遊ホーッ」

①つきへんとにくづき

洒落斎

「遊ホーッ273」に漢字の部首の纏めを描きましたが、月については月偏と肉づきの二つに分かれることを記載しなかったので補足しておきます。
月偏は天体の月に絡む字で、偏とは思えないものも含まれるが、一部の例を次に示す。
有、服、朏(みかづき)、朔、朗、望、勝、期、朝、鵬、覇…
にくづきは肉を省略して月と書き、これを部首として肉の状態・性質、内臓、からだの部分・状態などの意を示す字ができている。
なお、肉の変形の月(にくづき)は中の二線が左右に接し、「月日」の月は右が離れ、舟の変形は中の二線を斜めに書き、右とは離していた。当用漢字ではこれらをすべて月の字形としている。
にくづきの字例の一部を次に示す。
肌、肋、育、肝、肛、盲、肖、肺、肯、肩、般、肴、背、脈、骨、脳、脚、豚。臓、腕、腸…


(つづきは本誌をご覧ください。)