蟇目良雨– Author –
蟇目良雨
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松谷 富彦
●同人●昭和11年・東京都世田谷区生まれ。「春耕」同人。俳人協会会員。 平成22年 春耕入会。平成26年 同人。「春耕」誌上に「はいかい漫遊漫歩」を執筆連載中。 ひ... -
東京ふうが52号(平成30年冬季・新年号)
編集人が語る「東京ふうが」52号 「東京ふうが」編集人より 急速なIT化に私たちは今、どの辺を歩いているのか不安になる。しかし、取り巻く環境がどうであれ一個人の... -
女子会も共謀罪か秋の暮
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年秋季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報390回〜392回より選 女子会も共謀罪か秋の暮 大多喜まさみ 現代の政治を軽妙に描いているが... -
鳴砂山の砂の声きく夜寒かな
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年秋季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報390回〜392回より選 鳴砂山の砂の声きく夜寒かな 花里洋子 鳴砂山(中国では鳴沙山)は敦煌... -
黙契として朝顔の蜜を吸ふ
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年夏季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報390回〜392回より選 黙契として朝顔の蜜を吸ふ 蟇目良雨 黙契はおどろしい言葉だが、幼子が... -
東京ふうが51号(平成29年秋季号)
編集人が語る「東京ふうが」51号 「東京ふうが」編集人より 後期高齢者の仲間入りをした途端に体の不具合が起きた。命に関わるようなことでないのが慰めである。子規は... -
たまきはるいのちひと日や花さぼてん
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年夏季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報387回〜389回より選 たまきはるいのちひと日や花さぼてん 松谷富彦 咲き誇る花の命が一日の... -
行基葺までは届かず夏の蝶
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年夏季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報387回〜389回より選 行基葺までは届かず夏の蝶 深川知子 夏蝶の行方を眺めていたら行基の葺... -
浮城を緑雨すぎゆく曾良忌かな
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年夏季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報387回〜389回より選 浮城を緑雨すぎゆく曾良忌かな 乾佐知子 曾良の忌日は宝永7年5月22日(... -
『ゆく雲の 果てに』蟇目良雨著
樋口一葉解体新書『ゆく雲の果てに』一葉の父・樋口則義 激白 青蛙堂叢書 令3-12002年9月25日 著述2021年12月18日 刊行著 者 蟇目良雨デザイン 菫花舎発行... -
季刊俳誌「東京ふうが」51号(平成29年秋季号)発行
[ 表紙の俳画 ] つるし柿 蟇目良雨 [ 表紙の俳句 ] 秋耕のこゑどこからも明るくて 良雨 ●曽良を尋ねて 第34回 乾佐知子 ●紀行エッセー高麗神社と釣瓶落し 石川英子... -
東京ふうが50号(平成29年夏季号)
編集人が語る「東京ふうが」50号 「東京ふうが」編集人より とあるところで「久女の悲劇の始まり」と題して講演した。「東京ふうが」をお読みの方ならすぐに虚子の陰謀... -
季刊俳誌「東京ふうが」50号(平成29年夏季号)発行
[ 表紙の俳画 ] 夕立と燕 蟇目良雨 [ 表紙の俳句 ] 夕立の止みたることのいさぎよく 良雨 特集 ●俳句から読み取るオノマトペ考 松谷富彦 ●良雨 木曽の句 『俳壇』8月... -
桜貝軍艦島が沖に見ゆ
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年春季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報384回〜386回より選 桜貝軍艦島が沖に見ゆ 井上芳子 桜貝は穏やかな波の寄せる海浜を生息場... -
船に揺られ来て絵踏の地へ一歩
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年春季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報384回〜386回より選 船に揺られ来て絵踏の地へ一歩 深川知子 絵踏の厳しく行われてきた時代... -
茂吉忌も二二六も雪の中
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成29年春季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報384回〜386回より選 茂吉忌も二二六も雪の中 荒木静雄 斉藤茂吉の忌日は2月25日。掲句を読み... -
季刊俳誌「東京ふうが」49号(平成29年春季号)発行
[ 表紙の俳画 ] 梅花 蟇目良雨 [ 表紙の俳句 ] 節分の空の真赤な日暮れかな 蟇目良雨 特集 ●禁忌を越えた季重ね俳句考 松谷富彦 ●謎めく芭蕉の物語 蟇目良雨 [ その他... -
東京ふうが49号(平成29年春季号)
編集人が語る「東京ふうが」49号 「東京ふうが」編集人より ふうが49号は高木良多先生偲ぶ会を特集しました。春耕のゆかりの面々が良多先生と懐かしそうに語り... -
冬菜に塩ふればしきりに母のこと
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成28年冬季・新年号「墨痕三滴」より お茶の水句会報378回〜380回より選 冬菜に塩ふればしきりに母のこと 綾子 私たちの年代になると母の... -
季刊俳誌「東京ふうが」48号(平成28年冬・新年季号)発行
[ 表紙の俳画 ] 初旭 蟇目良雨 [ 表紙の俳句 ] 悴みて学びしことも昔かな 蟇目良雨 〜追悼特集〜 高木良多先生を偲ぶ 五句選 ●良多先生を送る言葉蟇目良雨 ●良多先生... -
東京ふうが48号(平成28年冬季・新年号)
高木良多先生追悼号 本号「東京ふうが」を俳人・高木良多に捧ぐ -----------平成29年2月12日永眠 享年93歳 編集人が語る「東京ふうが」48号 「東京ふうが」編集人より ... -
季刊俳誌「東京ふうが」47号(平成28年秋季号)発行
通巻47号 平成28年秋季号が発行されました [ 表紙の俳画 ] 葡萄棚 蟇目良雨 [ 表紙の俳句 ] 小鳥来る吹き矢のやうにしなやかに 蟇目良雨 [ 今号の内容... -
シドッチや釣瓶落しの牢屋敷
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成28年秋季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報378回〜380回より選 シドッチや釣瓶落しの牢屋敷 芳子 いつも類想を避けた句を提示して我々... -
東京ふうが47号(平成28年秋季号)
編集人が語る「東京ふうが」47号 「東京ふうが」編集人より 「寄り道 高野素十」で「自然の真」と「文芸上の真」をあらかた吟味して来た。その結論は不毛の議論... -
喘ぎ咲く月下美人の只ならぬ
蟇目良雨講評 東京ふうが 平成28年夏季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報373回〜376回より選 喘ぎ咲く月下美人の只ならぬ 佐知子 草花の名前で感心するのは「ねこじ...