お茶の水俳句会から秀句をご紹介します。
第323回 2012年3月12日(月) 於:文京区民センター
兼題:芦の角・蜆・流し雛、 席題:沈丁花・若布
蘆の角古事記の神の山見ゆる 高木 良多
雛流し桟橋に巫女動かざる 堀越 純
あさぼらけ湖に水尾洩く蜆舟 太田 幸子
お茶の水俳句会から秀句をご紹介します。
第316回 2011年8月1日(月) 於:文京区民センター
兼題:流星・稲の花・水引の花、 席題:秋暑し・葛の花
義経の落ち行きし海流れ星 高木 良多
流星の尾を曳きてゐる竹生島 積田 太郎
最澄の山黒々と星流る 深川 知子
都会の郷愁と風雅を俳句とエッセーに掬いとる俳句同人集団