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真葛原風の荒ぶる吉野みち

高木良多講評
東京ふうが 平成22年 秋季号「墨痕三滴」より
お茶の水句会報304号~306号より選

真葛原風の荒ぶる吉野みち  積田 太郎

 

吉野みちは天智天皇からの難を避け、大海人皇子(のちの天武天皇)が逃れたところ。「風の荒ぶる吉野みち」がそれを象徴。