高木良多講評
東京ふうが 平成24年 春季号「墨痕三滴」より
お茶の水句会報322号~324号より選
遠足の子らに風鐸鳴りやまず 深川知子
風鐸が鳴りやまずであるから風のために鳴りやまずなのであろう。そのため遠足の子らもその間出たり入ったりでその時間的経過が分かる句となっている。写生することが基本におかれているからである。
風鐸が鳴りやまずであるから風のために鳴りやまずなのであろう。そのため遠足の子らもその間出たり入ったりでその時間的経過が分かる句となっている。写生することが基本におかれているからである。