東京ふうが 30号(平成24年 夏季号)

編集人が語る「東京ふうが」30号

「東京ふうが」編集人より

30_cover

※ 寄り道高野素十論を書くに当って
混沌とした現代の俳句界にとって客観写生を貫いた高野素十の俳句は貴重である。
写生の中に余情がにじみ出してくる名句を素十はどのように会得したのか。
その生き様を辿ることにより理解できるかもしれないと筆を起こしたのが「寄り道高野素十論」。
ライフワークにするつもりで書きます。

蟇目 良雨

目 次

1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(9)     高木良多良多俳句の鑑賞(9)     蟇目良雨
2 作品七句と自句自解「夏季詠」  ►ちょっと立読み
6 墨痕三滴(俳句選評)     添削:高木良多
(お茶の水句会報325~327号より選んだもの)  ►ちょっと立読み
6  澤木欣一の「俳話草紙」<2>      高木良多
9  澤木欣一の句集      高木良多
14  「水郷の風土」余聞<その14>      高木良多
蘆原の中つ国
15 【寄り道 高野素十論】     蟇目良雨
27 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <22>    鈴木大林子
パトカー先導未遂事件  ►ちょっと立読み
21 曾良を尋ねて < 13 >     乾 佐知子
34回 曾良と諏訪家に関する一考察  ►ちょっと立読み35回 諏訪藩と俳諧の流れ36回 曾良と伊勢藩主松平良尚37回 東京大学 総合図書館
24 ミニエッセー「旅と俳句」
ネパール・ヒマラヤ紀行2011     石川英子
タイ・バンコク編  ►ちょっと立読み
31 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」     高木良多
31 後書     高木良多
32 句会案内
表3 東京ふうが歳時記 < 9 >【 夏季 】    編集部選