俳句鑑賞「墨痕三滴」 縁に干す母の紬や更衣 2013年9月17日 蟇目良雨 高木良多講評 東京ふうが 平成25年 春季号「墨痕三滴」より お茶の水句会報337号~339号より選 縁に干す母の紬や更衣 乾 佐知子 お母さんの着ていた大事な紬織りの着衣なのであろう。縁側に干してしばらくその思い出にひたっているという更衣の句。 目次へ