高木良多講評
東京ふうが 平成平成23年 秋季号「墨痕三滴」より
お茶の水句会報316号~318号より選
新豆腐入荷と墨書なんでも屋 元石一雄
田舎のなんでも屋の店先に半紙に大きな文字で「新豆腐入荷」と看板がでている。新豆腐の白と墨書の黒とが対照的で新豆腐がおいしそうに見える。
編集人が語る「東京ふうが」27号
「東京ふうが」編集人より
「風」澤木欣一、「春耕」皆川盤水を師系とし自然の中に生活の美を求める俳句集団として活躍しています。
お茶の水句会として発足してはや三十年経ちます。都会の中の風雅を掬い取る姿勢は少しも揺らぎません。
「東京ふうが」にこれからもご注目下さい。
蟇目 良雨
目 次
- 1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(6) 高木良多良多俳句の鑑賞(6) 蟇目良雨
- 2 作品七句と自句自解「秋季詠」 ►ちょっと立読み
- 6 墨痕三滴(俳句選評) 添削:高木良多
- (お茶の水句会報316~318号より選んだもの) ►ちょっと立読み
- 8 澤木欣一の沖縄諷詠 < 5 > (最終回) 高木良多
10 澤木欣一の「俳話草紙」 高木良多11
ニーハオ中国俳句の旅 <13>(番外編) 蟇目良雨
20 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <19> 鈴木大林子
22 曾良を尋ねて < 10 > 乾 佐知子
26 ミニエッセー「旅と俳句」ネパール・ヒマラヤ紀行2011 石川英子
ポカラ・ダンプストレッキング 〜仏陀の生誕地・ルンビニへ〜
35 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」 高木良多
37 後記 高木良多38 句会案内
表3 東京ふうが歳時記 < 6 >【 秋季 】 編集部選
都会の郷愁と風雅を俳句とエッセーに掬いとる俳句同人集団