春耕主宰としてしっかりやれと皆川盤水先生に囁かれているようなので、今後は本郷民男さんに編集長をお任せして、私は表紙の俳画だけ書かせて頂くようにしました。本郷さんの文学博士らしく妥協を許さない誌面作りと新たな方向が期待さえます。みなさまご協力ください。
「東京ふうが」67号 あとがきより 蟇目良雨
春耕主宰としてしっかりやれと皆川盤水先生に囁かれているようなので、今後は本郷民男さんに編集長をお任せして、私は表紙の俳画だけ書かせて頂くようにしました。本郷さんの文学博士らしく妥協を許さない誌面作りと新たな方向が期待さえます。みなさまご協力ください。
「東京ふうが」67号 あとがきより 蟇目良雨
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1 | 名句逍遙 <50> | 蟇目良雨 |
皆川盤水秀句鑑賞 | ||
高木良多秀句鑑賞 | ||
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2 | 作品7句と自句自解ちょっと立読み | |
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7 | 日本の雁 自画自賛 一茶 | |
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8 | 素十俳句鑑賞・100句 (10)ちょっと立読み | 蟇目良雨 |
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10 | 私の愛唱句 5 | |
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13 | 随筆 「韓国俳話あれこれ」16ちょっと立読み | 本郷民男 |
木浦の女性俳壇・『カリタゴ』第二号の23,24頁 ほか | ||
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16 | 墨痕三滴(佳句短評) | 蟇目良雨 |
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18 | コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み (『春耕』より) |
松谷富彦 |
168 散る花を追掛て行く嵐かな 権中納言 藤原定家 169 俳聖が愛した若き弟子・杜国 170 虚子は愛弟子をどう評価していたか(上) 171 虚子は愛弟子をどう評価していたか(下) 172 鬼平が愛した軍鶏鍋屋「五鉄」 173 消えゆく古季語、生活季語を守る努力 |
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24 | 俳人・春耕と一茶 | 本郷民男 |
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28 | 歳時記のご先祖様 ⑤ちょっと立読み | 本郷民男 |
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31 | あとがき | |
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32 | 句会案内 | |
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表3 | 東京ふうが歳時記 <50> | 編集部選 |
この句には驚いたので作者に聞いたら、こういう若い僧がいると言う。仏教界が人々に寄り添う時代になってお坊さんらしからぬ風体をすることも影響しているか。個人的には地獄を説くより好ましいと思っている。
当然「ブルーライトヨコハマ」が頭の隅にある。横浜港のブルーライトに照らされた夜の鯔に新味がある。
月見豆(枝豆)を青々と冷ますところに俳句の味がある。一種の冒険だが成功していると思う。
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1 | 名句逍遙 <49> | 蟇目良雨 |
皆川盤水秀句鑑賞 | ||
高木良多秀句鑑賞 | ||
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2 | 作品7句と自句自解ちょっと立読み | |
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7 | 仙鶴「富士に象」 | 本郷民男 |
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8 | 素十俳句鑑賞・100句 (9)ちょっと立読み | 蟇目良雨 |
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10 | 私の愛唱句 4 | |
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13 | 随筆 「韓国俳話あれこれ」15ちょっと立読み | 本郷民男 |
朝鮮俳句選集・神仙爐俳壇より ほか | ||
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16 | 墨痕三滴(佳句短評) | 蟇目良雨 |
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18 | コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み (『春耕』より) |
松谷富彦 |
162 廃道も花火ひらいて瞬けり 又吉直樹 163 昭和とともに消えた赤帽 164 自転車に乗った留学生、漱石 165 自転車の三角乗りを知っていますか 166 鬼平も好んだ一本饂飩の話 167 ネギマ鍋(汁)の栄枯盛衰 |
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25 | 恋人の腕の中で星になった俳女 | 本郷民男 |
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28 | 歳時記のご先祖様 ④ちょっと立読み | 本郷民男 |
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31 | あとがき | |
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32 | 句会案内 | |
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表3 | 東京ふうが歳時記 <49> | 編集部選 |
蹲踞する姿勢が人間臭いか。孤独な(人間が見ての話だが・・。)蟇が何を待っている闇なのだろうか気になる。
夕焼を「縦に映す」とは大胆な表現。摩天楼なら納得できる。
方丈で如来さまと一緒に昼寝出来るのはお寺の家族くらいだろう。作者を知って納得した。在りそうでなかった作品。
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1 | 名句逍遙 <48> | 蟇目良雨 |
皆川盤水秀句鑑賞 | ||
高木良多秀句鑑賞 | ||
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2 | 作品7句と自句自解ちょっと立読み | |
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7 | 六義園の春 | 本郷民男 |
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8 | 素十俳句鑑賞・100句 (8)ちょっと立読み | 蟇目良雨 |
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10 | 私の愛唱句 3 | |
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13 | 随筆 「韓国俳話あれこれ」14ちょっと立読み | 本郷民男 |
慶尚南道の晋州八景 ほか | ||
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16 | 墨痕三滴(佳句短評) | 蟇目良雨 |
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18 | コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み (『春耕』より) |
松谷富彦 |
156 まな板に小判一枚初鰹 室井其角 157 長崎のわらべ歌「でんでらりゅう」 158 食いしん坊作家の好んだ料理 159 江戸っ子のファストフードだった天ぷら 160 二十五音の長大な季語の話 161 ほうづきや可愛がられてえぐらるゝ 本荘幽蘭 |
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24 | 他誌掲載・俳句鑑賞 現代俳句の四季(39)『たかんな』2022年3月号 現代秀句紹介季刊『群青』春号(191号) |
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25 | 『新版大歳時記』春 | 本郷民男 |
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28 | 歳時記のご先祖様 ③ちょっと立読み | 本郷民男 |
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31 | あとがき | |
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32 | 句会案内 | |
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表3 | 東京ふうが歳時記 <48> | 編集部選 |
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1 | 名句逍遙 <47> | 蟇目良雨 |
皆川盤水秀句鑑賞 | ||
高木良多秀句鑑賞 | ||
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2 | 作品7句と自句自解ちょっと立読み | |
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7 | 蕪村の宇都宮歳旦帖 | 本郷民男 |
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8 | 素十俳句鑑賞・100句 (7)ちょっと立読み | 蟇目良雨 |
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10 | 私の愛唱句 (2) | |
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13 | 随筆 「韓国俳話あれこれ」13ちょっと立読み | 本郷民男 |
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16 | コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み (『春耕』より) |
松谷富彦 |
150 虚子は社会性俳句をどう読んだか 151 沢木欣一の決意 152 「消息を絶った女流俳人」(上) 153 「消息を絶った女流俳人」(下) 154 蕉門の鬼才、野沢凡兆の意固地、偏屈 155 鬼才、野沢凡兆の優しき妻、俳女羽紅 |
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22 | 墨痕三滴(佳句短評) | 蟇目良雨 |
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24 | 歳時記のご先祖様 2 | 本郷民男 |
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27 | あとがき | |
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28 | 句会案内 | |
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表3 | 東京ふうが歳時記 <47> | 編集部選 |
霜柱がだんだん溶けて崩れゆくさまをみて不図おのが身を省みれば、心萎えている自分に気付いたという内容である。作者の心が悲しみに崩れているのは最愛のご主人を亡くされたから。静かな詠いぶりでご主人を悼んでいる。
「禁断の蜜」と読み間違える面白さがこの句にはある。蜜ではなく密も平時なら容易に手に入るものであるが新型コロナウイルス禍の状況では禁止されたも同様である。そんな中で焼鳥屋の煙まみれのざわついた密に身を置いた喜びを表した。ささやかな禁断破りの喜び。
元朝に神仏に灯明を上げることを初燈という。起きてすぐ父から「初燈あげたか」と声がかかったのだが、家長の父がするべきことを頼まれることは父が臥せっているのかも知れない。在りし日の一こまであろう。
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1 | 名句逍遙 <46> | 蟇目良雨 |
皆川盤水秀句鑑賞 | ||
高木良多秀句鑑賞 | ||
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2 | 作品7句と自句自解ちょっと立読み | |
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7 | 榎本星布の案山子の句 | 本郷民男 |
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8 | 素十俳句鑑賞・100句 (6)ちょっと立読み | 蟇目良雨 |
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9 | 他誌掲載『少年』11月号 「稲田眸子の俳句紀行」より良雨論 |
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10 | コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み (『春耕』より) |
松谷富彦 |
144 落花生老婆の口に三時間 斜断鬼(立川左談次) 145 淋しさは左右に飛び散る放尿時 三魔(山藤章二) 146 続「駄句、この粋と恥」 147 続々「駄句、この粋と恥」 148 長らへてわれもこの世を冬の蠅 永井荷風 149 『笑う子規』(ちくま文庫)が面白い |
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16 | 永青文庫 秋季特別展 「柿衛文庫名品にみる芭蕉展」 | |
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17 | 私の愛唱句 | |
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20 | 随筆 「韓国俳話あれこれ」12ちょっと立読み | 本郷民男 |
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23 | 満州引揚体験記 | 荒木静雄 |
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26 | 墨痕三滴(佳句短評) | 蟇目良雨 |
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28 | 歳時記のご先祖様 ① | 本郷民男 |
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31 | 他誌掲載・良雨句 『愛媛新聞』2021.9.4 「季のうた」 |
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31 | あとがき | |
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32 | 句会案内 | |
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表3 | 東京ふうが歳時記 <46> | 編集部選 |
それまで平穏だった池の水面が鯉によって裏返させられた。処暑の気分を鯉も確かめたかったのかしら。
水を裏返すと表現したことにより幾ばくかの面積の水が鯉の下半身によって持ち上げられ裏返されたようにスローモーションで見える。
敗戦日を境に人生が変わってしまった人は多いことだろう。特に外地で終戦を迎えた人々は猶更のこと。作者の満州からの引き揚げ記が本号に掲載されている。戦争はしてはいけないと作者は一句に籠める。
石叩は虫を求めて地面を気ままに歩き回る。しかも長い尻尾を地面に打ち付けながら。ちょっと石叩さんそこは平将門が眠る地だから将門を起こしてはなりませんよ。将門の祟りは恐ろしいものなのよ。