「高木良多」タグアーカイブ

東京ふうが58号(令和元年夏季号)

編集人が語る「東京ふうが」58号

「東京ふうが」編集人より

令和の新時代が開けて半年しか経たないのに天然の災害が続き、政治では大臣の更迭が相次いでいる。

アメリカのトランプ大統領の暴政、韓国のムンジェイン大統領の依怙地さ、イングランドの政治の迷走など日本を取り巻く環境も悪すぎる。

こうした環境に在っても俳句文芸は自己を失わず、世間に迎合せずに己を貫きたいものである。

虚子の一貫して変わらぬ態度を学ぶべきであるとおもう。

蟇目良雨

 

目 次


名句逍遙 <37>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞

作品7句と自句自解ちょっと立読み

9 寄り道 高野素十論 28 ちょっと立読み 蟇目良雨
 「志摩芳次郎という俳人」

16 曾良を尋ねて 第41回 ちょっと立読み 乾佐知子
119─  『奥の細道』素龍本についての一考察(3)
120─ 『奥の細道』野坡本に関する一考察
121─ 『奥の細道』野坡本に関する一考察II
122─  芭蕉没後の曾良の動向

20 コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み
(『春耕』より)
松谷富彦
102 – 老人と老人のゐる寒さかな 杏太郎
103 – 雪が降り石は佛になりにけり 杏太郎
104 -「俳句とは冬日だまりのひとり言 杏太郎
105 – ラ・マンチャの男に吹いて秋の風  杏太郎

25 旅と俳句 シルクロードの旅 天山北路④ちょっと立読み 石川英子

40 随筆 「韓国俳話あれこれ」3ちょっと立読み 本郷民男

43 他誌掲載記事 『俳句界(6月号)』『鶴(7月号)』

44 墨痕三滴(佳句短評) 蟇目良雨

46 第19回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
①幸せという字
②サッチャーの言葉(その2)
③ロス・ペローの言葉

47 あとがき

48 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <37> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが57号(令和元年春季号)

編集人が語る「東京ふうが」57号

「東京ふうが」編集人より

本郷民男さんの「韓の俳諧」を読むと、かつてはのんびりと日韓の俳句愛好者が句を諳んじていたことが分かる。お互いの国の文芸に敬意を表していた証であろう。

現在の日韓情勢を見るに、よく言われることは「民間では相手を好きだが、政治の世界の建前としては相手を許さない」という二律背反の考えに取りつかれているそうだ。

800年代に空海が遣唐使に混じって渡海したとき、漂着をしたために身分を証明するものがなくて、しばらく福建省の赤崖村に留められたのであったが、31歳の空海が漢文で地方長官宛に書いた嘆願書が詩的にも文法的にも素晴らしくて、長安へ行くことを許されたという。

また、役人、軍人に至るまで詩文に長けていることが当時の常識であったそうだ。

要するに現代のつまらないいがみ合いは、文芸に親しまない人間が政治を担っていること起因すると思う。たかが俳句であれ世の中の役に立てるように努力したい。

蟇目良雨

 

目 次


名句逍遙 <36>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞

作品7句と自句自解ちょっと立読み

寄り道 高野素十論 27 ちょっと立読み 蟇目良雨
 「素十と虚子の親密さ」

15 曾良を尋ねて 第40回 ちょっと立読み 乾佐知子
116─ 松尾芭蕉の臨終に関する一考察 ─
117─ 『奥の細道』素龍本についての一考察(1)
118─ 『奥の細道』素龍本についての一考察(2)

18 コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み
(『春耕』より)
松谷富彦
96 – ゆっくりと花びらになる蝶々かな 小林凛
97 – ぬかるみに車輪とられて春半分 小林凛
98 – 「戦争記録画」を描いた絵描きたち
99 – 「無期限貸与」の形で戻った戦争記録画

25 旅と俳句 シルクロードの旅 天山北路③ちょっと立読み 石川英子

32 随筆 「韓国俳話あれこれ」2ちょっと立読み 本郷民男

35 他誌掲載記事 『俳句四季(四月号)』『獅林(5月号)』

36 墨痕三滴(佳句短評) 蟇目良雨

38 第18回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
(1) あるオランダ人通訳の言葉
(2) 森の破壊

35 あとがき

36 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <36> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが56号(平成31年冬季・新年号)

編集人が語る「東京ふうが」56号

「東京ふうが」編集人より

 この号を出し終わったら新元号が決定した。令和という。いつも漢籍からの字句捜索であったものが国学の万葉集から取ったと時の首相が自慢していたようだ。
 俳句をやるものにとっては「令」の響きが「ピリッと引き緊まる冷気」を感じてしまうが如何だろうか。いや、いずれ使っているうちに記号の一つになって違和感が無くなると思う。少なくとも吾が余生の間に変わることは無いだろう。

蟇目良雨

 

目 次


名句逍遙 <35>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞

作品7句と自句自解ちょっと立読み

8 他誌掲載句月刊俳誌『氷室』 2019年2月号

寄り道 高野素十論 26 ちょっと立読み 蟇目良雨
 「清水基吉の素十観」

12 墨痕三滴(佳句短評) 蟇目良雨

14 コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み
(『春耕』より)
松谷富彦
92 – つけし人ら今亡し梅雨のティアラ展 眉村卓
93 – 艦載機グラマンに機銃掃射された夏の日
94 – 詩人・金子光晴の遭遇した関東大震災(上)
95 – 詩人・金子光晴の遭遇した関東大震災(下)

19 「旅と俳句」
平成20年
シルクロードの旅天山北路②ちょっと立読み
石川英子
Ⅰ – 西 安

26 曾良を尋ねて 第39回 ちょっと立読み 乾佐知子
113─ 近畿地方周遊の旅に関する一考察 ─
114─ 晩年の芭蕉の動向Ⅰ
115─ 芭蕉晩年の動向Ⅱ「不易流行」

29 随筆「韓国俳話あれこれ」ちょっと立読み 本郷民男

32 他誌掲載句『季のうた』(愛知新聞・2019年1月26日)

33 応募告知『みたま祭』(毎年7月開催)献詠句

34 第17回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
① スマホの副作用
② 千年さかのぼって 見渡したときの 不思議な光景

35 あとがき・ご案内『第30回 花と緑の吟行会』

36 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <35> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが55号(平成30年秋季号)

編集人が語る「東京ふうが」55号

「東京ふうが」編集人より

東京ふうがは書き手が揃っていて読み物の楽しい雑誌になっている。この度韓国の専門家が入会したので更に面白くなるだろう。俳句を通して日本と韓国との友好関係に明るい一石を投じてくれると思う。次回をご期待ください。

蟇目良雨

 

目 次


名句逍遙 <34>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞

作品7句と自句自解ちょっと立読み

寄り道 高野素十論 25 ちょっと立読み 蟇目良雨
 「杉本零の素十論」

12 墨痕三滴(佳句短評) 蟇目良雨

14 曾良を尋ねて 第38回 ちょっと立読み 乾佐知子
110─ 伊勢神宮参拝以降の曾良の動向 ─
111─ 「曾良日記」に関する一考察
112─ 京都近畿地方での曾良の行動

16 旅と俳句 平成20年 シルクロードの旅 天山北路①ちょっと立読み 石川英子

22 随筆戦時下の中学生の一記録 M・Y

24 コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み
(『春耕』より)
松谷富彦
88 – 春窮やルオーの昏き絵を展く 火原翔
89 – 春の夜やいやです駄目ですいけません 井伏鱒二
90 – ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき 桂信子
91 – 窓の雪女体にて湯をあふれしむ 桂信子

29 他誌掲載記事「帆」平成30年12月号「受贈誌管見 海老原正博」

30 第16回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
(1) 十三億分の一の男

31 風信「俳句大会入選おめでとう」
あとがき

32 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <34> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが54号(平成30年夏季号)

編集人が語る「東京ふうが」54号

「東京ふうが」編集人より

連載中の乾 佐知子さんの「曾良を尋ねて」は河合曾良の「奥の細道随行日記」が元になっている。
私たちが普段見ているこの日記は実は元禄二年九月六日伊勢長島大智院に着くところで終わり「以下略」になっている。
この先は伊勢神宮参拝などがあるのだがこれは原本を当たらないと知ることが出来ない。
私たちは幸い山本六丁子編「曽良奥の細道随行日記 付 元禄四年日記」(小川書房刊)によって続きを知ることが出来る。
もう少し先を楽しむことが出来そうだ。

蟇目良雨

 

目 次


名句逍遙 <33>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞

作品7句と自句自解ちょっと立読み

10 墨痕三滴(佳句短評) 蟇目良雨

13 寄り道 高野素十論 24 ちょっと立読み 蟇目良雨
松村紅花 資料 「門弟による松村紅花論 三編」

◆「村松紅花名誉会員を悼む― 虚子敬慕を貫かれた人」 谷地海紅
◆俳句評「村松友次(紅花)先生のことなど」 江田浩司
◆鷺孝童先生のこと、村松紅花先生のこと  堀口希望


22 コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み
(『春耕』より)
松谷富彦

84—絶滅のかの狼を連れ歩く 三橋敏雄
85—絶滅寸前季語「狼」
86-霧笛の夜こころの馬を放してしまう 金子皆子
87-兜太を支えた同志・妻皆子


27 第15回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
(1)バッタ
(2)クモ

28 曾良を尋ねて 第37回 ちょっと立読み 乾佐知子

108─ 芭蕉・大智院へ行く ─
109─伊勢神宮参拝に関する一考察


34 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <33> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが53号(平成30年春季号)

編集人が語る「東京ふうが」53号

「東京ふうが」編集人より

大勢の仲間が集まり「都会の憂愁」を詠う目的で始まった「東京ふうが」

は地を這いつくばうようにこれまで進んで来た。この先の到達点はどこになるのだろう。

この度、韓国の俳句に詳しい会員が加わったことで幅が広がるかと思う。楽しみだ。

蟇目良雨

 

目 次


名句逍遙 <32>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞

作品7句と自句自解ちょっと立読み

10 寄り道 高野素十論 23 ちょっと立読み 蟇目良雨
素十の出生の謎に戻る

15 墨痕三滴(佳句短評) 蟇目良雨

17 コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み
(『春耕』より)
松谷富彦
80 -「鶏頭」句に文語文法で迫る新論考登場(上)  –
81 -「鶏頭」句に文語文法で迫る新論考登場(下)  –
82 – 蕉翁句、氷の僧か籠りの僧か –
83 – あんぱんの葡萄の臍や春惜しむ 三好達治-

22 紀行エッセー
出雲・松江「古事記の国に遊ぶ II 」ちょっと立読み
石川英子

26 第14回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
(1)仏教の話
(2)朝鮮半島の正当性
(3)朝鮮半島の人口

28 曾良を尋ねて 第36回 ちょっと立読み 乾佐知子
105 -山中温泉から敦賀へ  –
106 -敦賀から色の浜へ –
107 -『奥の細道』最終章に関する一考察 –

30 エッセー
「若かりし頃…思い出すままに」
石川英子

33 あとがき

34 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <32> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが52号(平成30年冬季・新年号)

編集人が語る「東京ふうが」52号

「東京ふうが」編集人より

急速なIT化に私たちは今、どの辺を歩いているのか不安になる。しかし、取り巻く環境がどうであれ一個人のやれることはたかが知れている。コツコツと積み上げて行けば山のようになるだろう。諦めては駄目であることを先人は教えてくれている。

蟇目良雨

 

目 次


名句逍遙 <31>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞

作品7句と自句自解ちょっと立読み

寄り道 高野素十論 22 第35回 ちょっと立読み 蟇目良雨
素十と紅花

16 墨痕三滴(俳句選評) 蟇目良雨

18 俳論 形容詞「美しい」は禁忌句語にあらず!? 松谷富彦

22 紀行エッセー
出雲・松江「古事記の国に遊ぶ I 」ちょっと立読み
石川英子

26 曾良を尋ねて 第35回 ちょっと立読み 乾佐知子
101 -大久保長安に関する一考察 II  –
102 -曽良と大久保長安との関わり –
103 -金沢から山中温泉へ I –
104 -金沢から山中温泉へ II –

30 コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み
(『春耕』より)
松谷富彦

32 第13回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
(1)フェロモン
(2)死海文書

34 書評 「菊坂だより」(『月の匣』《句集曼荼羅》より)

35 あとがき

36 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <31> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが51号(平成29年秋季号)

編集人が語る「東京ふうが」51号

「東京ふうが」編集人より
後期高齢者の仲間入りをした途端に体の不具合が起きた。命に関わるようなことでないのが慰めである。子規はこんな事態でも己を客観視出来た。ここが試練だと踏ん張ればよい俳句を産む力になることだろう。俳句は「客観写生」が第一。いくらかでも余裕があれば抒情を付け加えることをするのが怪我の無いやり方であると戒めている。
蟇目良雨

 

目 次


1 名句逍遙 <30>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞

2 作品7句と自句自解ちょっと立読み

9 句集鑑賞 ゆりこの どうよ!この俳句(『駒草』12月号より)

10 墨痕三滴(俳句選評) 蟇目良雨

12 曾良を尋ねて 第34回 ちょっと立読み 乾佐知子
99 -「奥の細道」に於ける佐渡とは I  –
100 -佐渡島と大久保長安に関する一考察 –

14 コラム 「はいかい漫遊漫歩」ちょっと立読み
(『春耕』12月号より)
松谷富彦

16 紀行エッセー
高麗神社と釣瓶落しちょっと立読み
石川英子

18 第12回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
(1)コーラスグループ
(2)気になる歌詞
(3)メッキ、ホーロー

19 あとがき

20 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <30> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)

季刊俳誌「東京ふうが」51号(平成29年秋季号)発行

[ 表紙の俳画 ]
つるし柿 蟇目良雨
[ 表紙の俳句 ]
秋耕のこゑどこからも明るくて 良雨

●曽良を尋ねて 第34回
乾佐知子
紀行エッセー高麗神社と釣瓶落し
石川英子
[ その他の内容 ]
名句逍遙 / 作品7句と自句自解 / 墨痕三滴(俳句選評) / コラム「はいかい漫遊漫歩」 / 遊ホーッ / 東京ふうが歳時記 / その他

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東京ふうが50号(平成29年夏季号)

編集人が語る「東京ふうが」50号

「東京ふうが」編集人より
とあるところで「久女の悲劇の始まり」と題して講演した。「東京ふうが」をお読みの方ならすぐに虚子の陰謀でありその元を作ったのは素十であることがお分かり頂けると思う。今回学んだことは大正から昭和にかけての女流俳人の強さであった。いづれ勉強したいテーマである。
蟇目良雨

 

目 次


1 名句逍遙<29>  蟇目良雨
皆川盤水秀句鑑賞
高木良多秀句鑑賞
2 作品7句と自句自解ちょっと立読み

8 墨痕三滴(俳句選評) 蟇目良雨

10 寄り道 高野素十論 21ちょっと立読み 蟇目良雨
「久女の悲劇の始まり」

23 曾良を尋ねて 第33回 ちょっと立読み 乾佐知子
95 -立石寺・最上川より出羽三山へ –
96 -象潟と「みのの国の商人 低耳」 –
97 -越後・村上での曾良の一考察Ⅰ –
98 -越後・村上での曾良の一考察Ⅰ –

26 良雨●木曽の句 『俳壇』8月号「日本の樹木十二選」掲載より

28 <特集>例句から読み取るオノマトペ俳句考ちょっと立読み 松谷富彦

32 旅と俳句 台湾紀行III
閩南語の島々を訪ねて(2)ちょっと立読み
石川英子
1.序
2.出発 桃園国際空港へ
3.金門尚義空港から金門城

42 他誌掲載より・句集案内「菊坂だより」

44 第10回 遊ホーッちょっと立読み 洒落斎
(1)童謡「かなりや」
(2)せりふ(台詞、科白)

45 あとがき

46 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 <29> 編集部選

(つづきは本誌をご覧ください。)