「季刊俳誌 東京ふうが」カテゴリーアーカイブ

東京ふうが 28号(平成24年 冬季・新年号)

編集人が語る「東京ふうが」28号

「東京ふうが」編集人より

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 俳句を始めて何やかや三十年を経て、俳句が判りかけてきたと思いきやどんどん遠くへ逃げてゆく現実に打ちのめされている毎日です。それが俳句の魅力なのでしょうか?「東京ふうが」も少しづつ俳句の楽しさに近づけるよう誌面作りになってきたと自負しています。機会がありましたら手にとってご覧になって下さい。

蟇目 良雨

目 次

1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(7)     高木良多良多俳句の鑑賞(7)     蟇目良雨
2 作品七句と自句自解「冬季詠」  ►ちょっと立読み
6 墨痕三滴(俳句選評)     添削:高木良多
(お茶の水句会報319~321号より選んだもの)  ►ちょっと立読み
7  澤木欣一の句集      高木良多
定本『塩田』句集鑑賞  ►ちょっと立読み
『地聲』散策
18 ニーハオ中国俳句の旅 <14>(番外編)     蟇目良雨
越南ぶらりぶらり  ►ちょっと立読み
25 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <20>    鈴木大林子
大学は出たけれど  ►ちょっと立読み
27 曾良を尋ねて < 11 >     乾 佐知子
芭蕉と仏頂禅師  ►ちょっと立読み
曾良と三井家親子
野ざらし紀行と曾良入門
歌仙「蛙合せ」
30 ミニエッセー「旅と俳句」
ネパール・ヒマラヤ紀行2011     石川英子
〜仏陀の生誕地・ルンビニ〜
4.ルンビニへ移動の日  ►ちょっと立読み
34 私と小倉と久女のこと     深川知子
36 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」     高木良多
36 後記     高木良多
37 句会案内
表3 東京ふうが歳時記 < 7 >【 冬季 】    編集部選

東京ふうが 27号(平成23年 秋季号)

編集人が語る「東京ふうが」27号

「東京ふうが」編集人より

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「風」澤木欣一、「春耕」皆川盤水を師系とし自然の中に生活の美を求める俳句集団として活躍しています。
お茶の水句会として発足してはや三十年経ちます。都会の中の風雅を掬い取る姿勢は少しも揺らぎません。
「東京ふうが」にこれからもご注目下さい。

蟇目 良雨

 

目 次

1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(6)     高木良多良多俳句の鑑賞(6)     蟇目良雨
2 作品七句と自句自解「秋季詠」  ►ちょっと立読み
6 墨痕三滴(俳句選評)     添削:高木良多
(お茶の水句会報316~318号より選んだもの)  ►ちょっと立読み
8  澤木欣一の沖縄諷詠 < 5 > (最終回)     高木良多
「再びの那覇」  ►ちょっと立読み
10 澤木欣一の「俳話草紙」       高木良多11 ニーハオ中国俳句の旅 <13>(番外編)     蟇目良雨

2001年初夏
バンコクぶらりぶらり  ►ちょっと立読み

20 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <19>     鈴木大林子

虎の尾を踏んだ話  ►ちょっと立読み

22 曾良を尋ねて < 10 >     乾 佐知子

甲州から江戸へ  ►ちょっと立読み/曾良と深川芭蕉庵/江東区森下と五間堀

26 ミニエッセー「旅と俳句」ネパール・ヒマラヤ紀行2011     石川英子
ポカラ・ダンプストレッキング 〜仏陀の生誕地・ルンビニへ〜

3. ヒマラヤトレッキング  ►ちょっと立読み

35 会友招待席(会友句鑑賞)

「鑑賞と添削」     高木良多

37 後記     高木良多38 句会案内

表3 東京ふうが歳時記 < 6 >【 秋季 】    編集部選

東京ふうが 26号(平成23年 夏季号)

編集人が語る「東京ふうが」26号

「東京ふうが」編集人より

東京ふうが25号(平成23年夏季号)

菅政権が野田政権に移る天下の秋を知る季節に26号をお送りします。
高木良多の澤木欣一研究も更に磨きがかかってまいりました。鈴木大林子の東京大空襲体験記に込められたユーモアは好評です。曾良の謎を少しづつ剥がす女の執念。中国紀行は天台山で空海と最澄の分かれ道に觸れています。
全体として読み物としてもなかなかいい線を行っていると自負しています。

蟇目 良雨

 

目 次

1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(5)     高木良多
良多俳句の鑑賞(5)     蟇目良雨
2 作品七句と自句自解「夏季詠」  ►ちょっと立読み
7 墨痕三滴(俳句選評)     添削:高木良多
(お茶の水句会報313~315号より選んだもの)  ►ちょっと立読み
8 澤木欣一の沖縄諷詠 < 4 >       高木良多
「芭蕉布の里」  ►ちょっと立読み「紅型」「壺屋」「闘牛」
11 ニーハオ中国俳句の旅 <12>     蟇目良雨
日本に最も近い中国
中国7千年の魅力を湛える江南の旅  ►ちょっと立読み
  寧波・天台山・河姆渡遺跡・紹興
24 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <18>     鈴木大林子
捨てる神あれば拾う神あり  ►ちょっと立読み
18 曾良を尋ねて < 9 >     乾 佐知子
甲州 谷村の出合い I  ►ちょっと立読み/甲州 谷村の出合い II/甲州 谷村とその後
21 ミニエッセー「旅と俳句」
ネパール・ヒマラヤ紀行2011     石川英子
ポカラ・ダンプストレッキング 〜仏陀の生誕地・ルンビニへ〜
1. ネパール入国への道  ►ちょっと立読み
2. 憧れのネパール第二の都市ポカラへ
34 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」     高木良多
36 後記     高木良多
36 句会案内
表3 東京ふうが歳時記 < 5 >【 夏季 】    編集部選
(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが 25号(平成23年 春季号)

編集人が語る「東京ふうが」25号

「東京ふうが」編集人より

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東日本大震災の直後の発行になりました。
大勢の方が未だに後遺症を引きずっています。早く被災地の皆さんの復興した元気なお姿を見たいものです。我々もかげながら応援いたします。
こんなときに俳句を作り出すというのは大変エネルギーの要ることだと感じました。あとで振り返ったときにどんな作品がのこっているのでしょう?
石川英子さんのネパール旅行を一挙公開です。なかなか行ける所ではありません。

蟇目 良雨

 

目 次

1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(4)     高木良多
良多俳句の鑑賞(4)     蟇目良雨
2 作品七句と自句自解「春季詠」  ►ちょっと立読み
6 墨痕三滴(俳句選評)     添削:高木良多
(お茶の水句会報311~312号より選んだもの)  ►ちょっと立読み
7 澤木欣一の沖縄諷詠 < 3 >       高木良多
「盆」「エイサー」「斎場御嶽」「受水走水」「神遊び」  ►ちょっと立読み
10 ニーハオ中国俳句の旅 <11>     蟇目良雨
旧満州の商都・哈尓濱と石油の町・大慶  ►ちょっと立読み
ハルビン・大慶
16 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <17>     鈴木大林子
目明き盲に物を聞き  ►ちょっと立読み
18 曾良を尋ねて < 8 >     乾 佐知子
曾良と神道  ►ちょっと立読み
曾良と神道/越後路・村上Ⅰ「曾良随行日記」より/越後路・村上Ⅱ「曾良随行日記」より
21 ミニエッセー「旅と俳句」
ネパール紀行 ガルーダの翼に乘って 全9章     石川英子
[ 1 ] ガルーダの翼に乗って  ►ちょっと立読み
[ 2 ] ヒンズー教寺院 パシュパティナート
寺めぐりの日/ホスピス/シヴァリンガ/養老院/斎戒の館
[ 3 ]チベット寺院 ボーダナート
[ 4 ] 伝説の寺院 スワヤンブナート
[ 5 ] ナガルコット展望台
[ 6 ] 世界遺産の古都 バクタプル
ダルバールスクエア
[ 7 ]日本大使館
[ 8 ] ナラヤンヒティ王宮博物館
[ 9 ] カトマンズと別れてグワンジョウへ
34 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」     高木良多
35 後記     高木良多
36 句会案内
表3 東京ふうが歳時記 < 4 >【 春季 】     編集部選
(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが 24号(平成23年 冬季・新年号)

編集人が語る「東京ふうが」24号

「東京ふうが」編集人より

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「東京ふうが」も季刊ながら24号を迎えた。毎号、俳句作品や文章を皆さんの協力で埋めてきたが、その内容は号を重ねる度に深くなっていると自負している。
是非多くの方に読んでいただきたいものである。
高木良多先生の澤木欣一を沖縄吟遊集を手がかりに論ずるのは面白い試みであり雑誌を発行するものの喜びを感じる時である。

目 次

1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(3)     高木良多
良多俳句の鑑賞(3)     蟇目良雨
2 作品七句と自句自解「新年・冬季詠」  ►ちょっと立読み
6 墨痕三滴(俳句選評)     添削:高木良多
(お茶の水句会報307~310号より選んだもの)  ►ちょっと立読み
7 澤木欣一の沖縄諷詠 <2>    高木良多
「コザ」「那覇より名護へ その他」「綱引」「墓」
  ►ちょっと立読み
10 ニーハオ中国俳句の旅 <10>     蟇目良雨
「桂林の旅」墨絵の世界と中国の鵜飼  ►ちょっと立読み
桂林  伏波山・畳彩山・芦笛洞・七星公園・麒麟巖・竹江港・漓江下り
陽朔  福利の鵜飼漁・銀子岩・大榕樹・小青山古寨・世外桃源
19 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <16>     鈴木大林子
いつか見返してやる  ►ちょっと立読み
21 曾良を尋ねて <7>     乾 佐知子
芭蕉・藤道高通との出会い  ►ちょっと立読み
松尾芭蕉と藤堂高道/芭蕉と曾良の出会い/江戸での芭蕉と俳諧情勢
23 ミニエッセー「旅と俳句」
チベットの風になって <4>(連載4回・最終回)  石川英子
[ 10 ] シガツェ タシルンポ寺 [ 11 ] シガツェからラサへ [ 12 ] ヒマラヤの雪嶺を越えて
  ►ちょっと立読み
28 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」     高木良多
26 句会案内
26 後記     高木良多
表3 東京ふうが歳時記 <3>【 冬季・新年 】    荻原芳堂選

東京ふうが 23号(平成22年 秋季号)

編集人が語る「東京ふうが」23号

「東京ふうが」編集人より

東京ふうが23号(平成22年秋季号)

大正8年組として一世を風靡した3俳人に森澄雄、金子兜太、沢木欣一がいた。その森澄雄が亡くなった。
沢木欣一は平成13年11月5日没だから、残るは金子兜太のみ。兜太は91歳で未だに元気で活躍中。

8月29日に我が師皆川盤水が没した。盤水は欣一とライバルであることを自認して頑張ってきた。

こうしてライバルが次々に亡くなって俳に隙間風が立とうとしている。その隙間を埋めるためにも「東京ふうが」の存在意義が問われる。沢木欣一と皆川盤水の研究を深めたい。

蟇目 良雨

目 次

1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(2)     高木良多
良多俳句の鑑賞(2)     蟇目良雨
2 作品七句と自句自解「秋季詠」  ►ちょっと立読み
6 墨痕三滴(俳句選評)     添削:高木良多
(お茶の水句会報304~306号より選んだもの)  ►ちょっと立読み
7 澤木欣一の沖縄諷詠 < I >    高木良多
  ►ちょっと立読み
9『水郷の風土』余聞     高木良多
その13 ー ふるさとの同窓会  ►ちょっと立読み
10 ニーハオ中国俳句の旅 <9>     蟇目良雨
「大連・旅順」  ►ちょっと立読み
17 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <15>     鈴木大林子
時効になった話  ►ちょっと立読み
19 曾良を尋ねて<6>     乾 佐知子
俳句との出逢い  ►ちょっと立読み
20 ミニエッセー「旅と俳句」
チベットの風になって<3>(連載4回)   石川英子
[ 8 ] ノルブリンカ離宮 [ 9 ] ヤムドク湖、ナンカルツェ
  ►ちょっと立読み
23 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」     高木良多
26 句会案内
26 後記     高木良多
表3 東京ふうが歳時記【 行く秋 】     荻原芳堂選

東京ふうが 22号(平成22年 夏季号)

編集人が語る東京ふうが22号

「東京ふうが」編集人より

季刊俳誌東京ふうが通巻22号

俳句というささやかな文芸に携わっていると、その人物から想像できない作品が生み出されることに驚くことがある。例えば、久保田万太郎のテカテカした金貸しのような風貌から人生の哀しみを詠う句が迸り出るのは実に不思議である。
作品鑑賞もよいが人物鑑賞もおもしろい。そんな面から「東京ふうが」を鑑賞していただきたい。

蟇目 良雨

 

目 次

1 名句逍遥
欣一俳句の鑑賞(1)     高木良多
良多俳句の鑑賞(1)     蟇目良雨
3 作品七句と自句自解「夏季詠」 ►ちょっと立読み
6 墨痕三滴(俳句選評)     添削:高木良多
(お茶の水句会報302~303号より選んだもの) ►ちょっと立読み
7『水郷の風土』余聞     高木良多
その11 ー 印旛沼の龍神 [ 中 ] ►ちょっと立読み
その12 ー 印旛沼の龍神 [ 下 ]
11 ニーハオ中国俳句の旅 <8>     蟇目良雨
「晩秋成都」 ►ちょっと立読み
成都/杜甫草堂/都江堰/武侯祠/三蘇祠/楽山/川劇/「陳麻婆豆腐店」/
付録・上海蟹を食べる
23 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <14>     鈴木大林子
本官への道 ►ちょっと立読み
24 曾良を尋ねて<5>     乾 佐知子
曾良 ー 伊勢への旅立ち ►ちょっと立読み
松平定政と大智院 /深泉良成禅師と大智院 /伊勢永島藩主 松平康尚
27 ミニエッセー「旅と俳句」
チベットの風になって<2>(連載4回)   石川英子
[ 5 ] ポタラ宮 [ 6 ] ガンデン・ゴンパ [ 7 ]ジョカン寺にまつわる伝説
►ちょっと立読み
31 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」     高木良多
33 後記     高木良多
33 東京ふうが歳時記 [ 夏 ]     荻原芳堂選
34 句会案内
(つづきは本誌をご覧ください。)

東京ふうが 21号(平成22年 春季号)

編集人が語る「東京ふうが」21号

「東京ふうが」編集人より

21_cover神田駿河台下に呱々の声を上げた「お茶の水句会」が茫々300回を迎えました。俳誌「春耕」顧問・俳人協会評議員高木良多先生を中心に、都会の郷愁を掬い取って俳句に結実させようと四半世紀を怠らずに続けてまいりました。節目節目で記念誌を発行して参りましたが300回記念としてホームページを開設して皆様とともに風雅を求めてゆくことになりました。
東京の下町に転がっている俗から風雅の誠が見出せたら編集人として望外の喜びです。

蟇目 良雨

目次

1 作品七句と自句自解「春季詠」 ►ちょっと立読み
4 墨痕三滴(俳句選評)    添削:高木良多 ►ちょっと立読み
(お茶の水句会報298~301号より選んだもの)
4 『水郷の風土』余聞     高木良多
その9 ー 印旛沼の龍神 ►ちょっと立読み
その10 ー 根津権現
7 ニーハオ中国俳句の旅 <7>     蟇目良雨
シャングリラ:雲南の旅 ►ちょっと立読み
「雲果てるところ 中国雲南省 麗江、中甸(ちゅうでん)への旅」
麗江/納西族と東巴文字の街麗江/麗江の古城街/茶馬古道のポプラ並木/長江第一湾と石鼓鎮/虎跳峡/玉峰寺/牦牛坪/玉龍雪山/東巴博物館/東河村の納西族/中甸/松賛林寺(チベット寺院)/納帕海
17 東京大空襲体験記 銃後から戰後へ <13>     鈴木大林子
三途の川からUターン ►ちょっと立読み
18 曾良を尋ねて<4>     乾 佐知子
曾良 ー 伊勢への旅立ち
有賀峠/曾良と松平忠輝 [ 1 ] ►ちょっと立読み/曾良と松平忠輝 [ 2 ]
21 ミニエッセー「旅と俳句」
チベットの風になって<1>(連載4回)     石川英子
入国からポタラ宮まで ►ちょっと立読み
[ 1 ] チベットの風になって
[ 2 ] 海の底だったチベット高原
女の仕事、男の仕事/主食のツァンパ/町の人の暮らし
[ 3 ]チベットへ
[ 4 ] バルコルの散策
24 会友招待席(会友句鑑賞)
「鑑賞と添削」     高木良多 ►ちょっと立読み
26 「お茶の水俳句会」「春耕駿河台句会」の歩み その4
(218回より300回まで) 解説:井上芳子(「春耕」同人)
28 後記 高木良多
28 追記 高木良多
28 句会案内
29 「お茶の水俳句会」「春耕駿河台句会」の歩み 一覧 記録:長沼史子
38 「東京ふうが」年表      高木良多 編